高吸水性ポリマー技術
肥料・成長促進剤の混合で、深く根を活着
土壌の保水性を高めるだけでなく、より深く根を活着させるため「高吸収性樹脂」に「肥料」「成長促進剤」「キャリア」を適切にブレンド。
これらの成分が相乗的に作用して、造園・緑化事業一般や家庭園芸などに大活躍。灌水、施肥、植え替えなどの手間が軽減できるので、経費削減を図ることができます。
高吸水性樹脂と肥料・成長促進剤を混合した、世界でも類をみない画期的な製品です。
高吸収性樹脂
- いくつものポリマーをテストして、植物の栽培に最も適したものを数種類選び出し、それらを混合しています。
- 自重の約50~100倍の水分を吸収し、水分に含まれる肥料分も吸収、保持することができます。
また、何度でも乾燥⇔吸湿を繰り返すことができ、
耐用年数は実績で約8年~10年という優れた安定性を持ち合わせています。 - 植物の根が伸びてポリマーに絡む際、ポリマーが水分を保持する力より、植物の根が水分を保持する力の方が強いため、植物はポリマーから水分を吸収することができます。
- 生理障害を起こすことはありません。
成長促進剤
- 成長ホルモンは含まれていませんが、
根から吸収されると植物ホルモンに変化します。 - 植物の根の伸びを促進し、
葉の成長やバイオマスを増大させます。
肥料
- 有機質肥料:製品の中の青い粒子。
土壌中の微生物の活動を刺激し、土壌改良効果を高めます。 - 緩効性無機質肥料:製品の中の茶色く丸い粒子。
施用後2~3週間後に溶出し始め、数ヶ月間にわたって肥効が持続します。 - 水溶性無機質肥料+微量要素:製品の中で茶色く少し角ばった粒子。
高吸水性樹脂に吸収されて、成長の初期段階で使用されます。
キャリア
- 溶岩の粒から形成されており、成長促進剤などの微細な成分と結合し、
均一に散布できるように加えられたものです。
ウィリアム・ヴァン・コッテム博士(Dr.Willem Van Cotthem)
1983年に、ウィリアム・ヴァン・コッテム博士とゲント大学(ベルギー)の植物形態学、分類学、生態実験室の研究者チームは、
西アフリカのサハラ地帯の不毛な土地に、いかに少ない量の水分で植物を栽培するかという方法の研究を開始しました。
先端技術で合成された何種類もの高吸水性樹脂をテストした結果、コッテム博士と研究者チームは、植物の栽培に最も適した高吸水性樹脂を選びだし、
それに「肥料」と「成長促進剤」を混合した新しいタイプの土壌改良材を創出しました。
それにより不毛であったサハラ砂漠の緑化に成功するという劇的な結果を生み出すことができたのです。
産学連携により、常に業界の最前線に
テラコッテム社はゲント大学とのユニークな提携の下、ゲント大学の科学的なノウハウを駆使し、世界的な規模で流通する製品を製造しています。
ウィリアム・ヴァン・コッテム博士とゲント大学の植物形態学、生態実験室の研究者チームは、今もなお「テラコッテム」の研究を続けており、
ゲント大学の最新設備の整った研究所と世界各国の実験場で製品をたえまなくテストすることにより、
重要なテスト・データや科学的なサポートを「テラコッテム」にフィードバックさせることにより、「テラコッテム」は常に業界の最前線で活躍し続けています。